耐熱アラミド繊維のお話
耐熱アラミド繊維のお話
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
耐熱アラミド繊維は航空機のフライトスーツや
戦闘車両などの乗員服に使用される素材です。
この素材は引張強度・弾力性・耐熱性に優れていて
スーパー繊維又はハイテク繊維と呼ばれケブラーとも
呼ばれますが、ケブラーはデュポン社の登録商標です。
軍用のヘルメットや防弾ベストなど、コストよりも
極限の性能を求められるような特殊な製品に使われる
ことが多い素材です。
強度が非常に高く、同じ重さの鋼鉄の5倍の引っ張り
強度や耐熱・耐摩擦性を持っています。
しかもプラスチックですから、錆びてしまわず、
電気を通すこともありません。
切り傷や、衝撃にも強く、幅広い業界において、
鉄のワイヤー、アスベスト、ガラス繊維などからの
置き換えとして利用され、軽量であることから航空
機の部品や自動車の摩擦材など
でもそんな最強の繊維でも弱点があります
それは紫外線と酸性・アルカリ性の水です。
まず紫外線ですが、可視光の領域はだいだいは
劣化の原因になります、長時間直射日光に
当てると変色します、洗濯後は陰干しで、保管
する時も直射日光は避けましょう。
水の影響力は?
PH6(中性)状態の水には特に反応ないが、
PH3(酸性)やPH10(アルカリ性)の状態の
水は劣化の原因になります、例えば
海水や漂白系洗剤などには注意してください。
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耐熱・耐火性は燃えない?
耐火性?燃えない?それではライターで炙る事に
おっ~燃えない!確かに燃えませんが数分後、炭化
しました、絶対マネしないでください!
アラミド繊維の大きな特徴として難燃性があり、自己消火
性を有し、他の有機繊維の様に溶融せず炭化する、
ここ重要なんですよ、熱によって溶けた繊維が皮膚に付着
したりするという二次災害の危険が低減されるそうです。