ウットランド迷彩のお話
ウットランド迷彩のお話
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
1980年代初頭から約30年近く使用され
2006年までアメリカ全軍が使用していました。
※ 陸軍・海軍・空軍・海兵隊の全軍です。
迷彩と言えば?定番中のド定番ですね、ファッション
としてもカッコイイですよね。
1980年代は冷戦時代で、昔々おっさんたちが
「がんとばす」「がんたれる」「がんつける」
「がんくれる」でヨーロッパの方で切磋琢磨して
いました、ヨーロッパの森林地帯で効果を発揮する
迷彩柄となっております。
生地は2種類あります。
『NYCO/ナイコ』と呼ばれるナイロン・コットン
混紡織り、ここが重要なんですょ!
ナイロンが織り込る事で飛躍的に強度が強くなり、
乾きやすく、シワになりにくい生地です。
耐久性が向上した事で、今でもガンガン使えますょ。
それでは『NYCO/ナイコ』どちらかと言うと
『ノンリップ』の方が有名かも?
ヨーロッパの他でも南米で熱くなっていました
もうひとつが『リップストップ』です。
ジャングル、砂漠等の熱帯地ゾーンでの通気性と強度を
兼ね備えるために5~8mm間隔に補強糸が格子状に織り
込まれたポプリン生地で『リップストップ』は破れ防止を
意味です、もし生地が破れても広がり難くチョット安心
3Cデザート迷彩のお話
3Cデザート迷彩のお話
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
1990年代初頭より採用、アメリカ軍の第二世代の
砂漠用『3カラーデザート迷彩』
服に染みたコーヒーの様に見える事からコーヒーステイン
とも呼ばれていました。
映画『ブラックホークダウン』でレンジャー部隊
(第75レンジャー連帯)とデルタフォース(第1特殊作戦
部隊分遣隊)が着用してました。
作戦コード「アイリーン」で御座います。
リップストップ生地の物は貴重かも⁉
砂漠の熱帯地ゾーンだから、リップストップ生地ですが
中東の猛烈な太陽光線で肌が格子状に日焼けするなどの
不具合が発生した為、
すぐに生産を中止となり、ノンリップタイプに変更
古着の流通量は少ないです、現地で処分したかも?
ユニバーサル迷彩のお話
ユニバーサル迷彩のお話
ブログをご覧の皆さんこんにちは。
アメリカ陸軍が2005年から採用
ここから各軍が独自の迷彩柄を使用し始めます。
UCP(Universal Camouflage Pattern)の配色の特徴
として黒色が使用されていません!
黒色は自然にはほとんど存在しないらしく、また夜間
暗視装置で見た際にコントラストが高くなり目立って
しまうという理由らしい、狙い撃ちされますからね
様々な地形で効果がある目の印象に残らないように
計算された迷彩でデジタル迷彩とも呼ばれています。
世界のどの地域でもOKらしいですが、現場の評価では
「コンクリート以外では迷彩効果がない」とか!
ファッション的にはコーディネートし易いのでグットです。