M65ジャケット ➡ ダブルライダースベスト リホーム
実物【used】米軍 M65 フィールドジャケット WOODLANDを分解して
ダブルライダースベストを制作する!
米軍 M65 フィールドジャケット
M65 4th model プラスチックジップ
米軍が開発した数多くのアイテムの中でも最高傑作の一つ、
M65フィールドジャケットです。
1980年6月WOODLAND PATTERNが登場しました。
WOODLANDと呼ばれるカモフラージュ柄は、その名の通り森林地帯での
着用が想定して開発された、カモと言えば的な存在ですね。
ミルスペックラベルは裏地に縫い付けてあるよ。
ミルスペックとは米国における軍用品の調達規格
米国国防総省が規定する装備品の耐久性能に関する規格の通称です。
例えば
Contract Nunber/コントラクトナンバー SP0100-99-D-0303
SP0100 = 国防兵站庁発注番号
99 = 1999年発注(製造)
実物、レプリカとの見分けなど、解読すると面白いですよ。
これから制作するダブルライダースベストとは
前立てが二重(ダブル)になっているものをダブルライダースと呼びます。
ライダースジャケットと言えばこの形を思い浮かべる人が多いと思います。
無骨な印象で、バイカーファッションや海外のロックバンドが着ている
「男らしい」「ワイルド」「ハード」というイメージがあり、強い印象です。
それでは、状況開始
先ずは情報収集です、インターネットでカッコいい!
ダブルライダースベストの画像をイメージでパターンを作成
仮想ボディーに生地当てて立体感や各パーツのバランスや大きさを
試行錯誤しながら平面図にします。
M65 フィールドジャケットを分解です、
極力出来る限り生地を大きく、継ぎ接ぎを少なくする為
糸切りリッパーで、縫い糸を切って分解します。
こんな感じで全て分解します
完璧にバラバラにして、パターン(型紙)を当て上下左右試行錯誤します。
生地の足りないパーツは、生地を継ぎ接ぎしますが
何処に継ぎ接ぎするか?どのパーツを合わせるか?パズル感覚ですね。
例えば、M65は、ゆとりのあるデザインででアームホールが太いので
生地目を整えて継ぎ接ぎ、前身のパーツにしています。
プロトタイプが完成しました。
これが本当の『スクラップアンドビルド』ですね。
ファスナーを首元まで上げたときに
あらわれる、U.S.ARMY ネームテープがクールです。
サイズが合っていなければ野暮ったい
ご要望があれば、ここから調整可能です、胸囲、腹部を絞るのも
カッコイイ!シルエットが再現出来ます。